エンタメ

【うる星やつら】第10話レビュー・ネタバレ・感想

「うる星やつら」アニメ第10話は、ラムの母の登場とあたるとラムの関係性についてフォーカスしています。

以下は、放送・配信中の『うる星やつら』第10話「戦慄の参観日/君去りし後」のネタバレを含みます。

うる星やつらの第10話は、あたるがラムとの関係にさらに進展する非常に良いエピソードに仕上がっています。

【うる星やつら】第10話レビュー・ネタバレ・感想

戦慄の参観日

あたるの母は授業参観に学校に向かいます。あたるの授業参観はろくなことがないことを知っているので今回も何事もなければよいと、しのぶの母と学校に向かいます。

途中に牛舎で向かってきたのは面堂の母でした。すると牛舎よりも巨大な宇宙船が空から着陸していき、牛舎をつぶします。ボロボロになった面堂の母はボロボロになりながらも生きていました。

宇宙船から出てきたラムの母らしきものは、あたるの母に何語かわからない言葉であいさつします。
面堂の母は面堂あてに耳打ちをし、ラムからラムの母へと翻訳して伝えます。面堂家の牛舎を破壊したことは無礼だということです。しかし、翻訳があいまいで友好的にとらえられてしまいます。

さらに面堂の母は、面堂に耳打ちし決闘の申し込みをしました。周囲は緊張した状況になります。ラムとラムの母も自分たちも家族はいるからと話します。しかし、話もラムの母には結婚の申し込みと勘違いし断りました。

学校は終わり、あたるは最後登場しただけで、あたるのトラブルは無く授業参観を終えることができました。

君去りし後

朝、あたるがだらだらしていると大声で起こします。あたるはラムと一緒に通学します。

ラムは落ち葉の色づきが気がつきます。他の生徒は1か月先には紅葉すると話し、ラムは顔を曇らせます。

学校の休み時間にあたるがヨーヨーを自慢をしてナンパしています。面堂は、そんなことばかりしているとラムに愛想つかされると話します。それは結構だと、あたるは話します。ラムはいつにないリアクションをします。アホなことばかりするのが、心配だとラムは話します。ラムの顔が釈然としません。

夜、あたるはラムが何か持っているかを気になっていましたが、喧嘩をしていたため意地になって見せません。

ラムが何か言おうとしますが、話を聞く気にならないあたるに話を止められ、「バイバイ」と伝えラムは姿を消します。

毎朝あたるはラムに起こされていましたが、ラムがいないため母に起こされます。
母にもラムがいないか聞かれたり、学校の仲間からも言われ1日中あたるの目からラムがいなくなりました。
ラムは寝坊して合わせる顔がないんだと、この機を免じて女の子を探そうとワクワクしています。

あたるが家に帰ると、母からラムが学校に来てなかったかと聞かれます。
あたるは部屋の机に置いてあったぬいぐるみを見つけます。
あたるは昨日の夜ラムが「バイバイ」と伝えたことを思い出します。

あたるの学ランのポケットにラムのぬいぐるみを入れるようになりました。あたるの元気がちょっとなくなっています。ラムがいなくなって3日目になり、面堂は、あたるがラムに振られたのだと察します。よくよくあたるから聞いていると、ラムが失踪したことが発覚します。面堂家の私設警察でラムを探します。

あたるも本気になり、これまでの思い出の場所へ行きラムを探しますが、一向に見つかりません。

宇宙船内でラムと家族は何かをしているようです。どうやら地球にいるためのパスポート手続きに3日もかかっているようです。リビングにある通信機をオンにするとあたるがむせび泣く声が聞こえてきます。どうやらラムの人形にはマイクが仕込まれていたようです。ラムはそのあたるの心配する声を聞き心を落ち着かせています。

憔悴しきった表情であたるは今日も通学します。
するとラムは突然帰ってきます。あたるは一瞬涙ぐむも、いつものようにラムにそっけない態度を取ろうとします。
ラムはいつものようにアタルにくっついて道を歩き出します。

ラムとあたるの進展

今回はラムの母と面堂の母が衝突する話とラムが一時的に地球を離れ、あたるの愛を感じられる回でした。前半の授業参観についてはあたるの出番は一切なく、面堂母とラムの母との衝突ともならないコメディがさく裂しました。後半のラムの一時的な失踪は、あたるの心を締め付けました。今までに普通にあったラムとの生活が、無くなりいつも以上にあたるが落胆している状況でした。最後は再びラムが帰り、お互いの気持ちが繋がっていることが分かる良い回でした。

-エンタメ
-