ダイムバッグダレルという世界的な伝説のギタリストを知っていますか?
ダムバッグダレルは、Panteraやダメージプランなどのヘヴィメタルバンドの中で強烈なギタープレイを印象づけるプレイヤーでした。
彼は2004年の12月8日にダメージプランのライブ中の凶弾に倒れる事態になりましたが、ファンの間ではずっと最高のギタープレイヤーと称されています。
ダイムバッグダレルのギタープレイが上手いかどうか?については、もはや無粋かもしれません。
しかしきっとそのうまさに共感してこの記事を読まれていると思います。
ここではダイムバッグダレルのギターのうまさについて、なるべく客観的な視点で紹介します。
ダイムバッグダレルは上手い?
18歳のダイムバッグダレルのギタープレイ
当時、地元テキサス州のギターコンテストを総なめする技術力のある10代の時のダイムのギタープレイです。
彼は、Dean MLを使って7分近くに及ぶギターソロを演奏している映像です。
これが18歳のギタープレイと思えるでしょうか。
この映像の中では、ダイムは、特にランディ・ローズとエディ・ヴァン・ヘイレン、そしてイングウェイ・マルムスティーン(そしておそらくジェイク・E・リーのショーマンシップとサルトルスタイル)に影響を受けた6弦楽器について、顕著な言及をしています。この時点(1984年のいつか)で、初期のパンテラには自主制作でリリースされたアルバムが1枚か2枚しかなく、1983年の『Metal Magic』と1984年の『Projects in the Jungle』がそれにあたります。
この年齢でこのギタープレイであれば、彼がギターのプロフェッショナルであることは間違いないでしょう。
一線を画す情緒的なギタープレイ
ヘヴィメタルのギターと言えば、バッキングが速かったり、ギターソロが速弾きであることが象徴的な部分です。
パンテラの曲でも「Mouth For War」や「Domination」その類に漏れません。
しかしダイムのギターは速弾きの要素を兼ねつつも
叙情的なメロディのあるギターを弾けることが象徴的な部分だと言えます。
それを示す曲として、パンテラの代表曲でもある「Cemetary Gates」です。
海外メタル誌「Revolver」では、ダイムのギターリフのファン投票でも一位になる人気ぶりです。
この曲はパンテラの中でも特にメロディアスで感情を揺さぶられる楽曲の一つです。