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【チェンソーマン】アニメ第8話レビュー・ネタバレ・エンディング曲

アニメ「チェンソーマン」の第8話は一つの事件が終わり和やかできわどい飲み会を終えた翌日の話になります。行きつく暇もなく公安に衝撃的な事態が発生します。

以下は、放送・配信中の『チェンソーマン』第8話「銃声」のネタバレを含みます。

ここではアニメ「チェンソーマン」第8話のストーリーについて紹介します。

【チェンソーマン】アニメ第8話レビュー・ネタバレ・エンディング曲

チュッパチャプス コーラ味

新人歓迎会の飲み会が終わると、デンジは姫野に連れてかれ、
姫野の自宅のベットで横になるところで気がつき、姫野が横に近づき「しちゃう?」とささやくところで第7話は終わります。

姫野の誘いにノリノリでデンジはワクワクした表情で事を進めようとします。
姫野がズボンを脱がそうとしたとき、姫野がデンジのポケットから包み紙のないチュッパチャップスを取り出します。

実は、このチュッパチャップスは飲み会でデンジがゲロのキスをされた後に、一息つくためにマキマに促され外でもらったものです。最悪のキスを体験したデンジに、マキマは自分の舐めているチュッパチャップスをあげたものでした。

現在の姫野の自宅にシーンが戻ります。

結局デンジは姫野との行為は進展することはなかったが、初めての相手はマキマが良いとつぶやいています。

朝になり、デンジは姫野と自宅のベランダで朝食を食べます。

デンジは姫野にマキマのことが好きだと話すと、
二人をくっつけようと極秘で同盟を組みます。

場所は変わり、京都行の新幹線の中でマキマとその部下がいます。

昨日の飲み会のお酒を思い出していると、
前後の座席の4人の人間に部下ともども銃で撃ち抜かれ「こちらC班」という無線の音声が流れます。

銃声

さらに場所が変わり、デンジとアキ、姫野、パワーが中華で食事をしている風景が写り、
新人歓迎会でもいた公安のメンバーや新井やコベニがどうやら民間人の老婆に何かの聞き込みをしています。

荒井とコベニが聞き込みを終えると、老婆が背を向けた二人に銃を向け、
他の公安のメンバーも付近の住人が銃を取り出し閑静な住宅街に無数の銃が鳴り響きます。

食事を取っているデンジもその音に気がついたが、祭りの音と間違えています。
店の客の一人が、デンジに昔付き合いのあったヤクザの孫だと自己紹介をします。それは、銃の悪魔の手先でデンジの心臓を欲しがっているようです。

すかさず、そのヤクザの孫はデンジの頭に銃弾を撃ち込みます。
その初動で何人かの公安のメンバーは動きますがいずれも撃たれ、パワーだけがそのヤクザの孫に抵抗します。

その間にアキは自分の狐の悪魔を呼び出します。
狐の悪魔の出現により食堂は一気に破壊されます。

デンジは頭を打たれ、姫野は右胸を撃たれ生きているかは分からない状態です。

キツネは言います。人でも悪魔でもないものを自分の口に入れた、と。
すぐさまキツネは切り裂かれ中から、デンジのような両手と頭に剣がついた人型の生物が表しました。
おそらくこの人物はさっきのヤクザの孫を名乗った人物です。

そして、アキは携えている刀を取り出します。

呪い

アキが刀をおもむろに引き抜きます。

刀の先端は釘の様な円形の鋭い形をしています。

刀の悪魔人間も飛び掛かります。

アキは相手の最中に釘を当て「打て!」と言います。

大きな手の指が刀の柄をはじき、刀人間の背中を突き通します。

大きな手の主らしきものが、3、2、1とカウントダウンとします。

0と呼んだ瞬間、アキは「カース!とどめをさせ!」と言い、油断した刀人間は先ほど同様大きな手に体を握られます。

握った手が、肋骨の様なものに変わり、刀人間は潰され倒されます。

負傷した姫野は、まだ生きています。

アキたちの元に謎の女性が現れます。

その女性は、アキの能力を聞きつつも、倒れた刀人間を介抱します。

すると刀人間は意識を戻し、油断してたと言い、謎女性はアキを殺す様指示します。

アキとの戦いは再開します。

2人が向かい合いまもなくすれ違います。

するとアキが大量出血をします。

ゴースト・ヘビ・チェンソー

戦闘が再開し、アキが刀人間に切られます。

アキは膝からストンと落ちます。

謎の女性はとどめを刺すよう指示します。

戦いの場の外にいる姫野はパワーに、アキを助けて欲しいと話します。パワーには相手の動きが見えなかったようで、姫野の悪魔ゴーストも恐ろしさを感じています。

姫野はゴーストに契約を持ちかけます。

自分の全てを与えるからゴーストの全てを使わせてくれと言います。

ゴーストの本体と言える全体像が現れます。

刀人間に攻撃を入れます。

姫野の片腕が消えました。

さらにもう片腕もなくし、「アキくんは死なないでね」と告げ、謎の女性が術を唱えようとした瞬間ゴーストの悪魔の首が飛び、姫野の体はシンボルの眼帯や服を残し無くなります。

アキは悟ります。

ここで話は終わります。

チェンソーマンアニメ8話感想・考察

話を見る限り、飲み会に出席していたメンバーはほとんどの人間が撃たれている描写が表現されています。「呪術廻戦」の渋谷での状況に近く多くの主要メンバーが攻撃を受ける、あるいは殺される(二度と戻らない)結果が予想されます。視聴者にストーリーに行きつく暇を与えることなく、公安特異のメンバーを衝撃的な事態に身を置かせます。「チェンソーマン」は常に何かフックを置いており、毎回期待値を下げることなく視聴者を楽しませます。

今回出現した刀の悪魔と契約した人間のハーフと、アキの刀の能力に注目が集まります。
そして、撃たれた人たちは生きているのでしょうか。

窮地に立たされた特異4課のメンバーですが、瀕死状態です。パワーは無傷なのでこれから活躍するかもしれません。倒れたデンジや姫野の動向が気になります。そして謎の女性は何者か、おそらく公安を暗殺したメンバーであることは確かですが、能力を持っているはずです。

今朝のデンジと姫野の朝食のシーンで、また遊ぶ約束をしていたことや、何度も真面目なアキを助けたいという思いや回想シーンに移りましたが、どうやらこの姫野の死亡によりフラグが回収されたと思われます。

昨今のバトルアニメは殺された仲間は、生き返るというドラゴンボール理論は通用しない可能性が高いですが、主要キャラクターになりつつあった姫野はどうか無事であってほしいという気持ちが募ります。

第8話のエンディングテーマ

チェンソーマン第8話のエンディングは「TK from 凛として時雨」の「first death」です。これまでのコミカルで狂った感じのエンディングとは異なり、カオスな叙情的なメロディーでチェンソーマンにマッチしたオープニングのクオリティにも引けを取らない楽曲です。アニメーションも終始、姫野にフォーカスし、過去の姫野に取り巻く公安たちとの人間関係を描写し、また完全に姫野が逝去したことを確定させる演出です。姫野も公安の多くの中での「平凡な」の人間の一人だというメッセージを伝えます。

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