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【チェンソーマン】アニメ第6話レビュー・ネタバレ・テーマ曲

チェンソーマンアニメ6話は、8階から出られなくなったアキたちのために、罠にはまった悪魔がある提案をしてきます。

以下は、放送・配信中の『チェンソーマン』第6話「デンジを殺せ」のネタバレを含みます。

「デンジを殺せ」というタイトルは、「チェーンソーマン」のエピソードタイトルの大半に言えることです。当然ながら、デンジは再び命を狙われることになりますが、今回も最終的にデンジを殺すか殺さないかを決めるのは味方です。

先週は、ホテルの8階に謎に閉じ込められていて、どの階段も同じ階に通じていることが判明しています。今週のエピソードでは、無限ループに陥ったチームは、ループの限界を試し、自分たちがどれほど追い詰められているかを見極めるために、一連の試行錯誤を始めます。

【チェンソーマン】アニメ第6話レビュー・ネタバレ・テーマ曲

前回の「チェンソーマン」は公安退魔特異4課の6人が、銃の悪魔の一部が存在するとされる建物に侵入します。
そこで、建物の8階まで上るも、8階から上っても下っても8階になってしまうというループにメンバー達は異変に気がつきます。

メンバー6人を客室に集め、アキは8階から出られない状態を悪魔の仕業だと確信します。
前回出現した悪魔を倒したのがきっかけかもしれないと推察します。

廊下や客室を確認すると、
エレベーターが使えず、部屋や窓からも外に出られず、天井を使っても8階になことを知ります。

コベニがここで命が絶たれるかもしれないと絶望し泣き崩れます。
姫野は、コベニをなだめます。

アキは8時18分で止まっていることに気がつき、仲間の助けは来ないと察します。

デンジは安心して眠り、しばらくして目を覚ますと、
アキは休まずに周囲を巡回しています。

荒井は怖がり部屋に閉じこもっており、
コベニは情緒不安定になっています。

パワーは怖がり、テンパる人達を面白がっています。

姫野とアキとの過去に振り返ります。
姫野はアキが銃の悪魔の復讐を望んでいることを知っていると話します。
姫野も相棒を何度も死なせている結果、遺族から反感を買い続けています。
遺族に殴られた姫野を見て、アキに遺族に仕返しをしました。
姫野とアキの友情が芽生えた瞬間と言えます。

話は今に戻ります。

隣の客室から、前回倒した悪魔が8階の廊下中に増幅して大きくなっています。
悪魔はデンジを食べさせる条件に仲間を解放する、契約すると話します。

コベニが気が動転し、デンジを悪魔に食べさせたいがために包丁でデンジを狙います。

アキと姫野が包丁を外し、コベニを気絶させます。

姫野の悪魔の能力「ゴースト」で肥大化した悪魔を攻撃します。
しかし、敵の悪魔は増幅します。

デンジを引き渡す「悪魔の契約」は、
正式なものであり契約を破ったもののどちらかが殺されます。

荒井は悪魔と契約しデンジを差し出し、残りの全員が助かればよいと意見をします。
しかしアキはそれは悪魔の思うつぼだと、その意見を断りました。

今いるこの8階は悪魔の胃の中であり、
本体を倒すことができないと悪魔は言います。

客室では、コベニは依然としてパニック状態で、包丁を掴み、荒井ともみあいになります。
一方廊下では、デンジ、アキ、姫野が巨大な悪魔から逃げ続けます。

突然、客室は45度傾きます。
特異4課は合流しますが、荒井やコベニはデンジを殺すようアキと姫野を説得します。

アキは持っている刀を使おうとするが、悪魔との契約上使うと寿命が縮むため、刀を抜かないよう姫野はゴーストで止めます。(おそらくアキの持っている刀でデンジを切りかけようと思っているわけではなく、脱出するための能力の利用と推察します。)
荒井がデンジを抑え込み、コベニはデンジに切りかかります。アキがデンジをかばい、コベニの包丁を腹に受けてしまいます。
何とか血を止めるよう、仕方なくパワーは止血します。

アキの出血を見て、姫野はまた相棒が死ぬとパニックになります。

八方ふさがりになった特異4課は、絶望します。
デンジは仕方ないとばかりに、そして姫野との約束のキスを忘れてないことを告げ、肥大化している悪魔に立ち向かいます。

ここで第6話は終わります。

チェンソーマンアニメ6話感想・考察

この密室のエピソードは、それぞれのキャラクターが印象付けられた回です。まだ経験の浅い、コベニや荒井はどうしても自分の精神をコントロールができず、デンジを悪魔に差し出すように提案し、実際に行動にまで出ています。ついには、姫野までが自分の一番譲れない価値観(明人のバディ)が壊れそうになりパニックになります。デンジを悪魔に死なせる以外の選択肢がなくなってきます。この回ではこの特異課のメンバーが困窮した密室の状況に良いエッセンスを与えています。デンジが悪魔に飛び込んだ後、特異課はどうなってしまうのでしょうか。

第6話のエンディングテーマ

第6話の曲は、Kanariaの「大脳的なランデブー」です。チェンソーマンのエンディングテーマには、ボーカロイド制作関係者が多く存在し、過去数週間はかなりの成功を収めていますが、今週はオーソドックスな楽曲になっています。これは好みの問題かもしれませんが、この曲は不器用な感じがします。特にオープニングのビートは、まるでわざとでつまづいているように聞こえます。

映像は、漫画から直接切り取ったコマやショットが素晴らしく、全体として、このエピソードのテーマよくマッチしています。しかし、先週のEDの後では、これまでの奇抜な楽曲から割と一般的な普通のアニメのテーマ曲といった感じで、肩透かしを食らう人もいるかもしれません。

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