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【ブルーロック】アニメ第9話レビュー・ネタバレ・感想

アニメ「ブルーロック」第9話は、ゴールへの方程式を完全に把握されてしまうチームZが新たな方程式を見出します。

以下は、放送・配信中の『ブルーロック』第9話「覚醒」のネタバレを含みます。

サッカーアニメ「ブルーロック」の第8話は、チームVの御影玲王(みかげれお)予測不能なパスと凪誠士郎(なぎせいしろう)の技術レベルに潔は圧倒されるところで終わります。第9話はタイトルの通り、自分より強いものに対して、実力以上の力を引き出す「覚醒」がテーマになっています。チームZはこの覚醒する力に目覚めるプレイヤーが現れます。

【ブルーロック】アニメ第9話レビュー・ネタバレ・感想

絶望からの小さな光

仲間は、チームVの、剣城斬鉄(つるぎざんてつ)、御影と凪の3人を注意するよう話します。

チームZは気持ちは折れていません。国頭は御影に簡単に抜かれます。パスの相手である凪に再び早くも2点目を決められます。

チームZの仲間も絶望し、仲たがいを始めます。

気を取り直し、潔は千切にパスをし、スピードで切り抜こうと考えます。
千切はスピードで剣城斬鉄(つるぎざんてつ)に追いつかれ、最終的に1点を決められます。

一気にチームZは圧倒させられます。
すぐにチームZの方程式も通用しなくなります。

チームZは圧倒され、戦意が喪失しつつあります

その中でも蜂楽廻(ばちらめぐる)は興奮し楽しそうにしている。蜂楽は、敵の強さに興奮して喜んでいます。

奮起し潔からパスをもらいドリブルで突入します。
敵の御影玲王(みかげれお)も秀逸なボールさばきで抜きさり、剣城さえも抜いていきます。

絶対的なチームV優勢の状況の中、蜂楽が1点を決めます。

蜂楽の楽しく自分の限界を超えたプレイをしたのを見て、
潔含むチームZは再び士気が上がります。

自分の限界はゴールの方程式では通用しない、
新しい自分を試し新たな方程式を作るほか勝てる方法はないと蜂楽、國神は話します。

御影が攻め入ります。潔は雷市に守りに入るよう言います。
ディフェンスに入るのに葛藤しながらも貢献します。

御影は剣城にパスを回します。剣城に千切がカバーに入ります。
持ち前のスピードでボールをカットします。

ボールが蜂楽に回り、自分が行くのは難しいと考え、國神にパスをします。
國神が迷います。自分のミドルシュートの最適なポジションまで行くのには難しいことは分かっています。しかし、自分のサッカー人生が終わってしまうことを考えてボールを持ちながら悩みます。

しかし潔の一声で、自分の限界を超えた無回転ミドルシュートがキーパーの脇を抜けます。

ここで前半終了します。

自分だけの強み・勝ち方

前半戦が終わり、國神は、自分の限界を超えた感覚を覚えたと話します。
潔はそれを聞き、新しい自分を試したいと考えます。

チームVも勝つという気持ちは全く揺らいでいません。

潔はプレイしながらも、自分の方程式が使えないと模索をし続けます。
潔は自分のシュート圏内に来たとわかったものの敵にふさがれ、そのうちに敵にボールを取られます。

潔は自分の持っていないドリブルの技術やボールキープできる体力があれば、
と思いつつも自分の強みを活かす方法を考えています。

凪は、潔の横に付き、なぜあの時シュートを決めなかったのか、プレイに無駄があり、なぜそのレベルの低い技術力でまだ勝とうとしているか問いかけます。

潔は怒り走り去っていきます。

雷市は御影にしつこく、守りに付きます。

試合のモニターを眺めながらエゴは覚醒は、試行と成功の積み重ねだと言います。
エゴは続けて、自分が自分自身を学習する瞬間だとも言います。

潔は凪の「プレイに無駄がある」という指摘を受けたことを思い出します。
無駄をなくしシュートをするよう考えます。

雷市は、御影に凪にパスをパわすことしか考えていないと、煽ります。
御影はイラつき雷市を殴りファールをします。

千切はボールを持ち、剣城がまたカバーに入りどう戦えばいいか躊躇します。

千切は考えます。自分の戦える圏内までボールを蹴りだします。
剣城は自分の足が速いことを知っているので、守れることを確信します。しかし千切は剣城の速さは初速だけだということを分かったため、初速が落ちる段階までボールを蹴りだしたのです。そして、千切は「長距離での」足の速さを使って自らシュートを決めます。

3対3の同点まで持ち込みます。

新たな方程式

今回は、チームZのメンバーの自分の方程式が通用しない中、新しいアプローチを試行することによる新しい方程式の作成というものがテーマでした。戦況を変えたのは間違いなく蜂楽でしょう。蜂楽を型破りの発想とプレイを筆頭に、そのほか雷市、千切などのメンバーがその状況下での自分の力の発揮する方法を見出し、見事ゴールを決めチームVとの対決は3対3まで持ち込みました。

主役である潔は、いまだ頭の中で考えたままで実質的な結果や覚醒する状況にまで至っていません。潔は、またもや視聴者をやきもきさせます。次回で逆転ゴールを決める、または覚醒するタイミングは訪れるのでしょうか。敵であるチームVの御影や凪、剣城としては向かい風ですが、ここで黙って負けるわけにはいかないでしょう。

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