チェンソーマンアニメ第5話は、デンジにご褒美が与えられたものの、期待通りではありませんでした。しかしまた新たなご褒美が期待されます。
以下は、放送・配信中の『チェンソーマン』第5話「銃の悪魔」のネタバレを含みます。
デンジは単純な喜びを持つ男ですが、目先の目標にとらわれず、今週のエピソードではまたしても自分の将来について不安を抱きます。しかし、「チェーンソーマン」がこれまで証明してきたことは、展開が早く、デンジに新しい目標を与え、それが間違いなく何かの始まりとなることです。
先週、デンジによってコウモリの悪魔が駆除された後、事件はきれいにまとめられ、デンジはパワーをかばい、彼女の裏切りのために殺されることはないだろうとしました。オープニングの戦いの凄さにしても、セリフや登場人物の日常に焦点を当てたところが際立っていました。
【チェンソーマン】アニメ第5話レビュー・ネタバレ・テーマ曲
前回の続きでデンジがパワーの飼い猫を助けてくれた条件にパワーの胸をもませてくれることになりました。
しかし、デンジは「こんなもん？」と絶望しています。
翌朝から、デンジは朝も眠れず食事ものども通らず上の空です。
マキマが始末書のハンコをデンジを押させている時、
胸をもんだものの、思ったよりも大したものでなく絶望していることをマキマに話します。
マキマは、相手のことを理解することが大事だとデンジに教えます。
デンジは興奮し驚きます。
その流れでマキマは、デンジが銃の悪魔を倒せたらなんでも願いを一つかなえてくれると言います。
マキマは過去の銃を使った悪魔が出現した時の話をします。
5分弱で120万人を亡くし、姿を消していると言います。
その後、悪魔そのものに対する恐怖が高まり、悪魔の力が強まったと話します。
銃の悪魔を弱めるために、
銃の所持の基本厳罰化と報道規制がされるようになったと話します。
銃の悪魔を見つけるには、銃の悪魔の肉片（銃弾の形をした鉛のようなもの）を集めれば集めるほど、
銃の悪魔に結びつけることができるようです。
アキは銃の悪魔が理由で家族を亡くした被害者の一人ということが分かります。
デンジ、パワー、アキたちは銃の悪魔にいる場所に集合しました。
他には、姫野先輩、荒井、コベニという新しいメンバーがいます。
デンジとパワーが前線にいき、悪魔に取り入るようでは殺すとのことです。
姫野が悪魔を倒す条件にほっぺにキスをするとそそのかします。
それを聞いたデンジは意気揚々としだします。
姫野は過去に墓の前で言います。
これまでのバディはみんな死んだこととアキ君は死なないでと話します。
姫野先輩は、片目を幽霊に与えた代わりに、
幽霊を使う能力を使います。
さらに、メンバーたちは敵へ近づきます。
新井は異変に気がつき、8階から階段を下ります。
しかし、新井は上の階から8階に降りてきます。
つまり、8階から登っても下ってもずっとループしていることに気がつきます。
ここで第5話が終わります。
チェンソーマンアニメ5話感想・考察
第5話はデンジが胸を触るという報酬に絶望しつつ、また新たな期待できるご褒美が現れます。マキマの言う銃の悪魔を倒すことで、なんでも要求を飲むという話で、かなり手を焼く悪魔ということが簡単に分かります。続いて姫野も銃の悪魔の肉片を集めるために悪魔を倒すご褒美としてキスをすると約束します。シリアスなテーマの中にもデンジの変わった感覚や趣向が、ストーリーの中で激しい起伏を作りつつ、上手く均衡を取っているアニメです。
次回もデンジは無事に悪魔を倒すという結果になるのかもしれませんが、このループする迷宮をどのように攻略するのでしょうか。
第5話のエンディングテーマ
今週は、エンディングが豪華なだけでなく、エピソードの次回への流れと見事に結びつき、時には目の錯覚を起こすようなイメージを提示しました。それぞれのエンディングテーマが、それぞれのエピソードに完璧にマッチするように構成されていることが、これまで以上に明らかになりました。
その中で、マキマのどちらかというと神聖な感じのする描写は、デンジを親密さを操った後なので、余計に切ない感じがします。エンディングは、魅惑的なアニメーションで知られるシュウ浩嵩が監督を務めました。このアニメーションは、シュウ浩嵩がアニメーション化し話題になったオープニングの象徴的なショット、金のリンゴのショットを参照しているようにも見えます。
曲は、先週のTOOBOEと同じくボーカロイドのプロデューサーであるsyudouによる「インザバックルーム」です。syudouによると、サウンドの大きなインスピレーションはデンジで、自分たちはどんな音楽を作るのだろうと自問自答したそうです。「という問いかけに、デンジが感情を爆発させるんじゃないかと思ったんです。結果、そういう曲ができたと思います。」と曲作りについて語っています。