アニメ「チェンソーマン」の第11話は、特異4課が新たな作戦に臨み、その中で新たな仲間も登場します。
以下は、放送・配信中の『チェンソーマン』第11話「作戦開始」のネタバレを含みます。
ここではアニメ「チェンソーマン」第11話のストーリーについて紹介します。
【チェンソーマン】アニメ第11話レビュー・ネタバレ・エンディング曲
繰り返し繰り返し
アキは契約するであろう悪魔と対峙します。
悪魔は「未来!最高!」と繰り返し叫びます。
悪魔は「未来!最高!」とアキにも言うよう要求しますが、
アキは無視し単刀直入に契約条件を尋ねます。
悪魔は機嫌を損ねるも、アキの未来を見るために自分の腹の中に頭を入れるよう要求します。
悪魔は喜びアキの右目に住まわせるのが条件と話します。
何故なら、アキは将来最悪な死に方をするからと話します。
しかし、アキは自分の死に方には興味を持たず、早く右目に入るよう指示します。
アキの信念は変わりません。
再び中年男岸辺とデンジ、パワーとの指導の風景になります。
デンジとパワーは倒れています。
男は何かを掴んだようで二人に評価を100点満点と言います。
次回の練習から週一の練習になるよう伝えられます。
指導を踏まえ明日から実践と男は話します。
男は刀をまとったサムライソードとヘビを操る女を捕まえに行くという目的を掲げます。
しかし作戦が失敗したら4課は終わり
デンジとパワーは処分され男と真剣勝負になるとも話しています。
デンジは自信過剰なのか、男と勝負になった時は見逃すと話します。
男は顔を曇らせます。
マキマと中年の男は料亭の個室で話をします。
マキマは男にこれからもよろしくと話します。
男は、デンジとパワーには歳のせいか愛情が湧いてきたと話します。
話は変わり、男はマキマに今回の公安襲撃についてわざと見逃したのでは?と問うています。
マキマは表情を変えず、自分も襲撃に遭っていたと話します。
男はこれまでに育ててきた部下をぞんざいにしてきたことは、まだマキマが人間の味方であるうちは許すと話します。
マキマは作戦が成功すれば4課が大きく報道されることにより人を助けやすくなると言うメリットを言いますが、男は嘘だと突っ込みます。
マキマは小さく微笑みます。
高層ビルの一室には、若頭であるサムライソードの男とヘビ使いの女、そして男の組員たちが武装しています。部下は若頭に組長は別荘に隠していると話します。
そして彼らの作戦は地下に控えているゾンビの大群を4課に攻撃させようと目論んでいます。
作戦会議
黒瀬は、アキと天童を車に乗せています。
もうすぐ彼らは京都に帰るとのことで最後に一つ質問をします。
黒瀬は、アキが銃の悪魔を倒すという目標を聞き、本気でできるのかを問います。
黒瀬は銃の悪魔を倒すことは無理だと思っています。
さらに黒瀬はそのアキのまっすぐな信念に辟易しながらひどくアキを嫌っていると堂々と本音を言います。
アキは黒瀬に黙ってくれと言い、自分が死んだ時に笑えば良いと言い返します。
アキは自覚しつつも、やらなきゃいけないと話します。
目的地についた車は、アキを降ろし、アキはお礼を言います。
アキが背を向けると黒瀬は、アキにムカつきながらも応援したい気持ちを告げ、特異課にはまともな奴がいないから気をつけろと改めて言います。
アキはお辞儀をし、車は去ります。
郊外の組長の別荘に、マキマがいます。組長と何か話すようです。
組長はマキマにヘビ使いである沢渡に仲介して組員は悪魔と契約したことを話します。
マキマは組長に組にいる銃の悪魔と契約した人のリストを出すように言います。
組長は快諾します。
マキマは言い直し、全国の全てのヤクザの組員を名簿を出すよう言います。
組長はそれは違うと言わんばかりに、
裏の権力としてヤクザが存在するという必要悪を誇示します。
マキマは静かに紙袋を取り出し、机の上におき、これが何かを説明します。
中身は組員たちの親族や恋人の眼球で、リストを差し出せば元通りにすると約束します。
組長や組員は驚きます。
マキマの背後にいる組員の1人がマキマに襲い掛かろうとするも、マキマが組員を見た瞬間体が動かなくなり、鼻から出血します。
マキマは必要悪を再定義し、
必要悪は、国家が首輪をつけ支配するものだと言います。
デンジとパワーは鍛えられたため意気込んでいますが、隣にいるコベニは早く帰りたいと思っています。
沢渡や若頭がいるビル周辺は、警察と公安が包囲しています。
沢渡は少なくとも、公安を殺しデンジの心臓を奪うことを狙っています。
沢渡のヘビの術を使えば、自分と若頭は生き延びられると話します。
デンジとパワーの指導係でありデビルハンターである中年男は言います。
特異課全員をビルにぶち込むと言い放ち話は終わります。
全員集合
指導係であり、特異4課の隊長の岸辺が2課の古野と警部補の椎名に4課の人外に対して、仮に交戦することになった際に注意をするよう特徴を共有します。
壁の中や地面など自由に泳ぎ回れるサメの魔人。
魔人として強すぎるため、毒を入れたマスクをつけている暴力の魔人。
一見女性に見えるが癇癪だけで殺してしまう蜘蛛の魔人。
敵意を持った性格ではないが、触れるだけで寿命が縮まる天使の悪魔。
悪魔や魔人は、地下のゾンビたちをいとも簡単に一掃します。
待ち構えていた組員の銃弾を天使の悪魔が、アキから守りアキは組員を気絶させます。
天使の悪魔に外に組員を出すよう命令します。
アキはデンジやパワーに沢渡やサムライソードを探すよう話をします。
アキはあたりを巡回していると、多くの組員に囲まれます。しかし、すぐに鼻血を出し倒れます。マキマの仕業でしょう。
アキは引き続き周りを巡回していると、ヘビ使いの沢渡に出くわします。
アキは沢渡に投降を求めると同時に、沢渡は姫野の使っていたゴーストを召喚します。
アキはゴーストの複数の腕を切り落とします。以前契約した悪魔との右目で将来を見れる能力も意識をしています。
ゴーストはすかさず多く持つ手の一つからアキの首を掴みます。沢渡にゴーストは締め殺すよう命じられます。
チェンソーマンアニメ11話感想・考察
アキはついに新たな悪魔との契約をし、アキの右目となると言う条件を飲みました。アキの信念は変わらずとにかく仇を打つためだけです。一方でデンジとパワーはヘビ使いの女とサムライソードど再度戦うことになります。マキマのこの作戦の目論見の全容はなんなのかなかなか解明されません。襲撃自体を把握していたとなるとどういった理由なのでしょうか。マキマは過去にデンジとパワーは、試験的に見ていると言う話をしていたので、2人を試す目的だけに動いている可能性もあります。指導係の男も弟子が死んでいく中、マキマに疑いを少なくとも持っています。
アキは黒瀬から、特異課にまともな奴はいないというメッセージを受け取り、マキマは悪人たちのリストを渡すよう要求します。
沢渡とサムライソードは、公安をゾンビに噛ませ、デンジの心臓を狙います。
今回はあらゆる伏線が敷かれています。アキの作戦内での行動が気になりますし、マキマの要求する組員のリストアップがどのように働くのか、沢渡の想定通りだと公安はゾンビに噛まれ全滅します。いずれにしても最後はマキマが全てを掌握するという流れが予想できます。しかし公安の襲撃での全容が明らかにされてないことや、今回の作戦の目的がどうなるのか次回以降が気になります。
そして作戦開始後は4課の残りのメンバーの紹介が中心になります。悪魔も魔人もいて一癖ありそうなキャラクター性があります。
早速アキのリベンジ戦となる沢渡との対決が始まります。沢渡は姫野の使っていたゴーストを呼び出しますが、どう展開していくか見ものです。アキの持つ「まともな感覚」で戦うところからの脱却はあるのでしょうか。そしてアキの契約した悪魔がここで登場するかが期待されます。
第11話のエンディングテーマ
アニメ「チェンソーマン」の11話のエンディングテーマは、女王蜂の「バイオレンス」です。この曲は、非常に映像とマッチした楽曲になっています。モノクロのキャラクターのアニメーションとCGが融合し美しい映像を作り出しています。MAPPAはいつも異なる映像美を提供してくれる力は本当に驚きしかありません。